【木のわ】の木彫り職人を紹介します

木のわについて
南部三姉妹
南部三姉妹

今回は、木彫り看板ブランド【木のわ】の工房、「南部白雲木彫刻工房」の職人についてご紹介します!

井波彫刻の徒弟制度についても、お伝えしますね。

井波彫刻と徒弟制度(とていせいど)

井波彫刻では内弟子期間は5年と井波彫刻の組合にて決めてあります。

5年間、親方の元で修行をするのですが、これを「徒弟制度」(とていせいど)と言います。5年で一人前、とはとても言えない世界ではありますが、わたしたち木彫り看板ブランド「木のわ」の工房「白雲工房」でも今までに多くのお弟子さんが徒弟制度のもと内弟子期間を経て、職人として彫刻を生業としています。

【白雲工房】三代目・南部白雲

わたしたち木彫り看板ブランド「木のわ」の作品は南部白雲木彫刻工房にて制作しています。

白雲工房では主に社寺彫刻を手掛けており、その社寺オリジナルの彫刻を、その都度デザインし、ご提案、制作しています。その技術を活かして社寺彫刻だけでなく、民家の欄間や富山県の文化でもある天神さまなども制作してきました。

三代目 南部白雲(なんぶはくうん)

昭和26年生まれ
彫り歴:56年
出身:富山県南砺市井波
得意とする事:社寺のオリジナル彫刻
モットーなど:ものづくりを楽しむ

白雲は今から40年ほど前、「この技術を活かして新たな井波彫刻を出来ないか」と模索を続けていました。その頃、江戸看板の存在を知りそのユニークさにも惹かれ、そこから木の看板に力を入れてきました。それがこの「木のわ」に繋がって行きます。

社寺彫刻と同じく、オーダーでオリジナルの看板を常に作り続けています。依頼者の方にどんな看板がいいかといったご要望を聞くのはもちろんですが、余談話からヒントをいただいてデザインすることも多くあります。

白雲ってどんな人?

「職人」というと寡黙なイメージをよく持たれますが、白雲はお喋り好きです!お客さんが工房に来られた時は「お茶でも飲んでかれ」と、どなたにも声をかけています。

ですので、もし木彫りに興味がありましたらどなたでも工房へお越しください。彫刻の話はもちろんですが、普段は料理と映画と生き物、そして孫が好きなおじいちゃんでもありますので、あっちこっちに話が飛びますが、おつきあいいただけると嬉しいです。

ともに働く職人たち

彫刻作品は下絵をもとに制作しますが、彫る人によって完成する彫刻の雰囲気は変わってきます。なので、白雲工房では可愛い彫刻にするならこの職人さん、写実的にするならこの職人さん…といった具合に仕事を振り分けています。

辻 義男

昭和34年生まれ
彫り歴:46年
出身:徳島県徳島市
得意とする事:人物・人形
モットーなど:初心、一生勉強、全員先生

徳島から彫刻をしたいと井波に来てから年月が経ち、今では白雲工房のベテラン職人のひとりです。長年の経験から腕も確かで、要望に応えてどんなものでも作れます。

例えば、この餓鬼の彫刻は辻が作ったものです。

餓鬼は仏教に出てくる、人間の欲望を表している存在です。蓮の花に押さえつけられ、浄化している世界を表現しています。

どちらかというと、こういったおどろおどろしいものを彫ると面白いものを彫る職人です。なので、白雲工房での社寺彫刻を数々担ってもらってきました。

一方、こちらの女の子の彫刻も彫ったりしています。

こちらはガラリというドアにつける通気孔や採光の役割をする場所にとりつける彫刻(詳しくは公式Instagramにて!)として作ったものです。先程の餓鬼とは違い、こういった柔らかいものも器用に作ります。

また、社寺彫刻で僧侶の修行場面を描いたレリーフを作った際には、小さな月と太陽をさり気なく彫り込み、1日中修行をしていることを表した彫刻にしていました。

お堂のかなり上に取り付ける彫刻だったので、知らなければ見落としてしまうほどのものですが、そういった細かな遊び心も大切にする職人です。

また、絵の勉強もしていた経験もあり、彫刻だけでなく絵も上手です。

吉本 知正

平成9年生まれ
彫り歴:8年
出身:千葉県安房郡鋸南町
得意とする事:半立体彫刻
モットーなど:千里の道も一歩から

昨年、年季を終えた若手の職人です。白雲が千葉で彫刻の公演をした際に聞きに来ていた縁もあり、彫刻の専門学校を卒業して白雲工房にやって来ました。

気の利く職人で、現在、ふたりの内弟子がいるので兄弟子としてあれこれとリードしてくれる、工房になくてはならない存在です。

セミオーダーのパン屋さんの看板では、看板の上を猫が散歩しているデザインになっているのですが、この猫、食パンに頭をつっこんでしまったという仕様になっています。ユーモアで愛嬌のある可愛い猫にしてくれました。

余談になりますが、実は、この猫以外にもたくさん小さな猫、犬の彫刻を作っていたので、工房で全てを上に載せて、これはこれで可愛い…とやっていたのですが、最終的には一匹だけを歩かせています。これら全て、彼が彫ってくれていました。

他にも、木のわHP公式Instagramに載せているセミオーダーの看板であるバー、喫茶店、ゲストハウスの看板も彼が彫っていますので、是非ご覧ください。

看板ではありませんが、桜の神社に置く彫刻では本物の桜の枝を使って桜の木を彫ることになったのですが、途中までは彫刻で、途中から本物の桜の枝で作りました。まるで境目が分からないように彫り上げてくれました。彫る技術もそうですが、彩色に加え、枝が折れないようにワイヤーを張り巡らせています。それら全てを担ってくれました。

今後の井波彫刻を担っているひとりとして、期待している職人さんです。

伝統技術をお店やご家庭に

白雲工房では、ベテランと若い職人が同じ屋根の下、ユニークな彫刻制作に取り組んでいます!そして新しい伝統の一つにと、工房でスタートしたのが木彫り看板ブランド「木のわ」です。

250年以上の伝統技術が、カタチを変えてご家庭やお店のオリジナル看板として、もっと広がっていったら嬉しいです。

▼木のわ公式HP ご相談はこちらから

木のわ | ユニークなオリジナル看板なら、いつまでも愛される手彫り看板 | 井波彫刻の技で、想いを形にする世界に一つだけの看板を制作します。
井波彫刻は、富山県南砺市の井波地域で250年以上の歴史がある国の伝統的工芸品です。当工房は明治31年に創業した井波でも歴史ある工房で、社寺建築装飾で培われた高度な技術を活かしたオリジナルの木彫刻看板を制作しています。これまでの数百件にのぼる...

コメント

タイトルとURLをコピーしました